ハードからソフトへ…

観光地はソフトツーリズムとハードツーリズムに分けられると言われていますよね。最初に広まったのが、人工的な娯楽を追求するハードツーリズムでした。ゴージャスなホテルで非日常的な夢のような時間を過ごしたり、カジノで楽しむラスベガスなどが該当します。反対にソフトツーリズムは、その地域に元からある古民家や自然、伝統文化などを活かした観光形態のことです。最初はハードツーリズムがもてはやされていましたが、ナチュラル思考への回帰が見られるようになると、ソフトツーリズムが重視されるようになりました。両者のいいところを融合させたところもあり、日本でも八重山諸島ではリゾートホテルと現地の自然の調和がとられています。

変化する観光地について

ソフトツーリズムと似た観光の形態として、農村などで現地の人と交流したり、食文化や生活に触れるグリーンツーリズムが注目されています。観光大国のフランスでも、華やかなパリだけではなく絵本の世界のようなのどかな田園地帯が、グリーンツーリズムの概念を取り入れて観光客を増やしています。民宿で村の人たちと、その土地で食べた食事をしたり、小屋などを改装したところに泊まるプランが好評です。日本でも九州のようにグリーンツーリズムに力を入れている地域が存在します。都会から離れて、自然に囲まれた村で人々と交流しながら自分を見つめ直す時間を過ごしてもいいですよね。他にもスポーツツーリズムや医療ツーリズムなども広がっているので、旅行の目的や過ごし方もどんどん変わっていくでしょう。